【創作するときの立ち位置について】創る・作るの違い

なにかを創作するときに、
じぶんが今どういうことに着手しているのか、
ということを考えることはとても大切だと私は思っています。
 
世の中にはたくさんのクリエイティブ領域の仕事がありますが、
それぞれのセクションによって求められることが変わります。
 
それらは多くの場合、
立場によって変わるし、難易度の質も違います。
 
すべてを包括して創造的な仕事と呼ぶことはいうまでもありませんが、
こういう言葉でじぶんがやっていることを分析し、
当てはめてみることで、どういう方向にじぶんが進みたいのかをクリアにできるとおもいます。

なお、実際にこちらの意味が正しい意味を捉えているかというよりは、
創作のなかでどういう位置にじぶんがいるかを便宜的に理解するものとして使いました。

創る=Create

創るという言葉には、
 
「ゼロからイチを生み出す」

という意味があります。
 
独創的な発想を核として、
あたまの中にあるイメージを、どうやって具現化するか、
というプロセスそのものが対象になります。

世の中の仕事でいうと、
クリエイティブ・ディレクターやアート・ディレクターのように、
じっさいにこれからやろうとしていることの目的を明快にして、
設計図を描く仕事
です。

天才的な発想力が要求されますが、
世の中にあんまりできるひとがいないのと、
ひとからリスペクトを集めていないといくら発想がよくても誰もついていってくれないので、
こなせる方にとってはたいへんに重要なお仕事です。

作る=Make

こちらの作るというのは、
実務を指します。

「具体的な工程を指す」

言葉として使います。
こっちの仕事に要求されることは、具体的なスキルです。

きれいに絵が書けるとか、
カメラを使いこなせるとか、
デザインのレイアウトが美しいとか、
文章がうまいとか。
 

makeから入ってcreateに出づる

私の経験上、たいていのひとはいきなりCreateをやろうとしますが、
それだと理屈ではうまくいっても、
同じチームのスタッフのこころを動かすことはできません。

「私は発想の天才です!」

といきなり言われても、
クリエイターは行動で示せない人間を絶対に信頼しません。

Createをするっていうことは、
じぶんはあたまで勝負をして、他の方に実務をお願いするということなので、
メンバーからは、
 
「あいつ何もわかってねーな」
「っていうか実際にやってるの俺らだな」
「あいついなくてもいいな」

と影で言われてしまいます。

影で言われても平気なひとでも、
いつの間にかスタッフが離れていって、
じぶんは何もできないまま世間に放り出されます。
 
そういう人間をたくさん見てきました。
 
最初は実務から入ること、ほんとおすすめします。

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