【演出する】ディレクターのあり方について。

ディレクターのあり方について話します。
ディレクターがいればいる数だけやり方もあり方もあると思いますが、

私がこうありたい、またそうであるという事実を元に、
作品の演出をするときのあり方を説明していきます。

1.本来的には作品の演出をする人のこと

ディレクターのお仕事は、
もらった仕事で制作する作品について全責任を負うことです。
これだけ。

ですから、本来的な意味では頭と言葉で勝負をします。
そうして各セクションのプロに指示を出します。

その際に、頭で描いたことを伝えるためのツールとして、
絵を使ったり、言葉を使ったりします。

うまく表現が伝わらなかったり、
思い描いたことと違うときに的確に修正を入れ、
スケジュールを守るのも本当は仕事です。
(守らない人多いけど)

今では完全にディレクターが分業されている分野のほうが少ないです。
予算が少ない場合にはカメラも持ったり編集もしたりします。

2.ディレクターは頭だけ使えばいい?

私の場合は、
いちスタッフとしてできることは全部やってみました。

それぞれのセクションの人がどういう考えで動いているのか、
知らないことには指示が出せないと思いました。

最近だと口で指示を出すような仕事も多いですが、
知識はできるだけ多いほうが絶対にいいです。

特に機材まわり。

もちろん個人で知ることができることには限界がありますし、
各セクションのスペシャリストには敵いません。

ですが、
総合的判断でモノを作る以上、道具がどういう役割を担うことができるかを知らないと、
そもそもスタッフから信頼されません。

だから、
ディレクター志望の方はとてつもなく凝り性の方がハマると思います。

3.でもやっぱり頭を一番使う

とはいえ、機材や構成や作画技術がいくら長けていたとしても、
実際に作業を行うのは他人の場合が多いです。

そうなると、どうしても理屈で説明する必要があります。
有名なディレクターの方で言葉が下手な方は見たことがありません。

逆に、
個人では圧倒的な能力を有していても、
人に説明するのがとんでもなく下手な人は、
ディレクターになってしまうと現場が混乱します。

個人的な感想としては、
プレイヤーとして優秀な人ほど、説明するのが下手ですし、
言葉がうまい人ほど、プレイヤーとしては無能なパターンが多いです。

自分がどっちのタイプか見極めて、
ぜひ反対側に触れてみてください。
その方がうまくいくよ。

4.イメージをどうやって人に理解させるか

というと大げさですが、
ニュアンスを説明しなくてはならないときがどうしても出てきます。

質感とか。雰囲気とか。

そうなったら、もう、ありとあらゆる言語を使って伝えるしかありません。
言語も、なんとなくで使われている言葉を使って説明してはいけません。

スタイリッシュとか禁止ね。

人によってその言葉の意味はブレてしまいます。

言葉を固定して共有しなくてはいけません。

この作品は、これこれこういうことで、
このシーンは、その中でどういう意味を持っていて、
だからここに必要な要素はこれで、
すなわちこれが足りていないから、
これをこうしてくれ。

まで説明してください。
説明しなくてもわかれよ、は責任放棄です。
それをやらなかったら存在する意味がありません。

これからディレクター志望の方は何かのお役に立ててください。

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