コンセプトの話によくなる。たいていにおいてコンセプトとかテーマとかビジョンとかミッションとか、
言葉の定義にほんとうは意味はあんまりないように思う。
ただ、それでも定義づけをするのはやっている仕事柄どうしても、誰にでも通じる言葉に落とし込む必要があるからだ。

僕が考えるコンセプトっていうのは、羅針盤。これがもっとも適切に言葉のイメージを反映しているとおもう。

なにか大きなプロジェクトを進めていくときに、まずは目的を共有する。
すなわちどこにいきたいか? のゴールの設定。

ゴールが決まったらすぐに走り出す人もいるし、僕もだいたいすぐ走り出す。
だって時間がないから。だけど、走る前にコンセプトを言語化していると、
特に大人数で取り組むときはとっても便利。

あの島にいきたいとしたら、どの羅針盤を使って行こう?

こういうことを考える。それがすなわち、一緒に航海する仲間たちを集める大きな船の魅力になるからだ。

ユニクロのコンセプトは、
「部品をつくる」
ということらしい。これが実際に共有可能になっているかどうかはおいといて、
なるほど、だからかと思った。

よく、新しい価値を提案するというが、コピーをかっこよく考えることに優れたライターはたくさんいるけど、
価値自体のパラダイムシフトを提案できるひとはほとんどいない。僕も含めて課題である。

さいきんだと、ゴディバの広告が提案型のコンセプト、コピーだった。
たった一言で、ある日からみんなの世界観が変わってしまう。
そういうことを考えると、言葉の力っていうのは凄まじいとおもう。

尊敬するとある方がこう言っていた。

「インフォメーションを綺麗に言語化できるライターはいるが、
コンセプトメーカーを名乗れるライターがいない。
メタファーで価値を綺麗にするのは技術だが、
価値自体を提案できるのは物の見方が普段から優れているかどうかだ」

仕事でコピーを考えることもあるけど、
いつも何か提案できないか? とまず考えている。
そういう仕事がしたいな。

ブランディングファームの立ち上げ、だいぶ時間がかかってしまっていますが、進行中です。

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