ソフトとハード

価値とはなにか?ときかれて、ソフトとハードの話を最近よく考えています。

これは新規で、あるシステムやサービスを構築するときにいつも考えていることで、我々がやっていることの中心概念にあたることです。

コンセプチュアルアートにも似たような部分があるように思えます。

ソフトからハードに考えを展開していくことの重要性をどうやって人に伝えたらいいか? と数年前よく考えていました。

自分がやっていることの価値をどうやってわかってもらえるだろうか? とか。

出た結論としては、ソフトとハードの生産過程に一貫性を保ち、どちらかに偏った活動はしないということ。

ソフト領域に対する考えが弱い、浅いと、仕組みやプロダクトが一過性のものになってしまい、持続可能性が失われる傾向があるように思います。
あるいは、競争に晒されて弱いシステムになってしまう。

ハード領域に対する考えが弱いと、カルト宗教や特定の集団のように、価値がうわついてよくわからないものになってしまいます。

抽象→具体に落としていく過程や、関係性がとても大事で、価値をどうやって生み出すか? というときにいつもこういう考え方をしています。

ソフトの価値は、それ単体で成立するというよりは、ハードとハードの間に流れる「文脈」「関係性」「つながり」によって成立するようです。

たとえば先日、山にいってそばとビールを食べましたが、山に私が行ったという時間的な経験と空間的な場所が食事のおいしさをより引き立てるというのは価値と言える気がします。

この、食というハードに到るまでのつながり、に名前をつけて、持ち出したり、他人と共有したり、買ったり売ったりをできる状態にすると、サービスが安定的に強い商品、作品になるのではないでしょうか。

こういうことをトータルで、再現性のある形で事業やサービスに組み込みこと、パッケージングすることをプロデュースとかブランド開発と読んでいます。

そこからさらに踏み込んで、商品開発や事業開発にコンセプトとビジョンとバリュー、ミッションを可視化していきます。

ハード自体の強みに加えて、体験する価値の特異性を浮き彫りにする!

目に見えないつながりと目に見えている機能を自由自在に展開できるようになると、より強いブランドをつくることができると思っています。

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