ヒーロー

なぜか久しぶりにダークナイト・ライジングを観てあらためていい映画だなあと思い直しました。
少しネタバレしてしまいますが。

クリストファーノーランが嫌いな人もいると聞いてびっくりします。

「君こそヒーローだ。君のような偉大な男の正体をみんな知りたがるだろう」というゴードン刑事に、 
「ヒーローはどこにでもいる。目の前の子どもの肩に上着をかけてやり、『世界は終わらないよ』と優しく励ましてあげる。そういう男こそが、ヒーローなんだ」と答えるバットマン。なんちゅう名セリフだと鳥肌がたちました。(昔のゴードン刑事のことを言っている)

やっていることがハリボテで、実態が伴っていないヒーローなんかより、目の前の人々に確かなあたたかさを伝えている人が本物のヒーローだと私も思います。

私にとってのヒーローもまた、傷ついて倒れそうなときに暖かい言葉をかけてくれた人たちでした。そういう人たちはどこにでもいる。

同じ理屈で、ブランディングって言いながら見せかけのパフォーマンスでブランドイメージをつくっているタレントや企業をみると本当に心配になります。

上澄みだけパフォーマンスに使っていて、中身が有機的に組み合わさっていないので矛盾が生じる。綺麗なサイトやキャッチコピーをつくることだけが目的になっている。

長期的にみると、ひとは実態に気づいて失望していくので、事業にとっての負債になります。

やっていることに対してあまりにも不当な扱いを受けているなら別ですが、きちんとした自分の生き方を打ち立てて、やっていることを正しく、そのまま、美しくコミュニケーションにかえていくことがいちばんのブランドをつくります。

BtoBのビジネスであってもBtoCであっても、けっきょくは人が介在するのだから。

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