僕みたいな仕事は、一般的にコミュニケーションの設計と言われます。
 
「頭に浮かんだ抽象的なイメージを、具体に落とすこと」 
 
この具体が、言語か非言語かにわかれていくわけです。

言語の場合は、コピーを考えたり、文章で説明をしたりします。
非言語の場合は、抽象的な概念を、実在するモチーフに落としたりします。
 
ちなみにどちらがいいというわけではなくて、
受け取ってもらう相手に合わせて使い分けます。
 
大切なことは、
思っていることを相手に伝える過程で、誤解を生まないことであって、
(そうはいっても、意思疎通を100パーセントの純度で行うことは現在ではまだ不可能ですが)
相手を支配したり、管理したり、誘導することではありません。
 
いいと思ったものだから相手に、誤解されないように伝える。
 
これをいかにうまくやるかっていうのが、腕のみせどころ。
 
なんでこういうことをやるかっていうと、
異なる価値観で生きているひとたちの意識を共有(SHAREについては前回書きました)
する際に、争いやトラブルをさけるために発明されたわけです。
 
ここは芸術とも関連性があります。その考えを、経済にツールとして落とし込んだのがクリエイティブ。
 
でもさいきん思うのは、
文化や背景、それから価値観について共感した仲間の間で行われる、
「以心伝心」
が最強のコミュニケーションだということ。
 
これはリアルの場じゃないと発揮できません。いまのところ。
そのうちウェブでもできるようになるかもね。
 
なんか話が怪しい感じになってきてしまいましたが、
サッカーの日本代表がやってるやつです。
 
なんとなく思い描いている絵が共有されるときってありませんか?
 
夫婦間で、
「あれとって」
っていったらわかるやつです。 
 
こうなるともうクリエイティブはいりません。
あくまでコミュニケーションを促進するための手段。
 
逆にいうと、
この「あれとって」の感覚を広めていくことが、
これからのPRに必要な感覚なのかなと。
 
いま、身近に「あれとって」ができる人って、いますか?
 

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